「痛くなくしっかり咬める入れ歯」は、均一で適正な圧が粘膜にかかるように入れ歯の形や大きさ、人工歯の並べ方を熟慮し、患者様のお口の中にピッタリと合った状態にすることで可能になります。
今の入れ歯が痛い場合は、痛い理由をしっかり見極める必要があります。
通常、入れ歯を作る時、口を開いて型取用のトレイを入れて押さえ込み、印象材が固まるのを待ちます。その間、あごを動かさないようにしてじっとしていなければなりません。ところが実際に入れ歯を使うときは、あごや舌などをたくさん動かします。口を開き静止した状態で取った型で作った入れ歯の中には、口の動きに対応できない入れ歯が出来上がってしまいます。
当クリニックでは、型取りの時に患者様に「アー・ウー」など発音して頂いたり、ごっくんとつばを飲み込んだり、舌や頬や顎を動かした状態、いわゆる自然体での型取りをします。
入れ歯は熱を加えて成型していきます。この熱により変形が生じ、型通りに仕上がらないことがあります。型通りに仕上がらなかった入れ歯は、お口の中の粘膜にぴったり吸着できず、すぐに外れてしまうのです。
また、固まる時に空気もガスも一緒に巻き込んでしまうので気泡となり、固まった後にそれが無数の小さな穴となります。そうならないためには、歯科技工士に高い技術力と熟練された経験が求められます。
当クリニックでは、歯科技工士の連携と、精密重合システム(DS重合システム・イボカップ重合システム)を取り入れることで温度による変化が非常に少なく、高密度で、臭いの原因となる気泡や変色を防ぐことができます。
入れ歯には安定するために必要な大きさがあります。必要以上に小さく削ってしまうと、歯ぐきの上で安定することができず、すぐに外れてしまいます。維持力がないためです。
逆に大きすぎても、口を動かす度に頬や唇が入れ歯を持ち上げてしまい外れてしまいます。
入れ歯には安定・吸着する最低限の大きさと粘膜の動きを邪魔しない適正な大きさが必要なのです。
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